西武 26日からの6連戦でローテ再編 2年ぶり「右3枚+左3枚」に

[ 2022年4月26日 05:30 ]

ベルーナドームで登板前日の練習を行った佐藤(球団提供)
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 西武がローテーションを再編し、26日からの6連戦を「右3枚+左3枚」で組むことが25日、分かった。昨年は深刻な左腕不足で、左投手は2勝のみ。左右バランス良く6人が並ぶ先発陣は2年ぶりのことだ。

 26日からのソフトバンク3連戦(ペイペイドーム)を控え、空路で福岡入りした辻監督は「先発が長い回を頑張ってくれたらいい」と期待した。先週は、継投で球団記録にあと1に迫る3試合連続完封勝利も記録したが、中継ぎの宮川、水上、佐々木が新型コロナ陽性判定のため離脱する苦しい状況。開幕直前に離脱した今井も、2軍戦で左足首を捻挫して復帰には時間がかかるため、今回の先発6枚への期待は大きい。

 初戦は一時中継ぎに回ったドラフト2位左腕の佐藤。右の松本、スミス、29日のオリックス戦(京セラドーム)の高橋を挟んで、30日、5月1日の同戦に左のドラフト1位・隅田とエンスが先発する。左腕は3人全員が新戦力。既に1勝ずつ挙げて早くも昨年の2勝を上回っており、先発陣が現在3位からの浮上をけん引する。

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2022年4月26日のニュース