日本ハム・新庄監督 万波を一塁起用新プラン!「意外と器用だから」

[ 2022年4月26日 06:00 ]

3月、試合前練習で内野守備練習を行う万波
Photo By スポニチ

 日本ハムの新庄監督が今後、万波を一塁で起用する可能性を示唆した。今季は打率・154ながら、リーグ3位の4本塁打を放つ若き大砲候補の外野手について指揮官は「ファーストの競争も面白いかなと。外野の競争とファーストの競争。意外と器用だから」と言及。公式戦未経験のポジションだが、外野陣だけでなく一塁の清宮らとも競わせ、攻撃のオプションを増やす。

 現在リーグトップの打率・389を誇る松本剛が左翼、同4位の打率・321を誇る近藤が中堅。右翼は万波が浅間、今川らとともに起用されている。23日のソフトバンク戦では浅間が一塁で先発しており「浅間君みたいに外野も内野もできる器用さがあれば、調子が落ちてきた一塁の子に対してポンとはめられる」と話した。

 万波は今キャンプで三塁に挑戦。2月8日の阪神との練習試合は「3番・三塁」で先発、同27日の広島とのオープン戦では三塁で途中出場した。三ゴロ野選で失点を許した同戦を最後に外野へ戻ったが、一塁での守備練習は既に開始している。

 「練習すればね、うまくなるから。守備に関しては。打撃に関してはちょっと難しいけど、守備はやればやるほどうまくなる」と指揮官。打撃各部門の上位に名を連ねる野手陣を効果的に起用するため、あらゆる可能性を探る。(清藤 駿太)

続きを表示

2022年4月26日のニュース