落合博満氏 朗希の出場選手登録抹消の方針に理解 将来性については太鼓判

[ 2022年4月26日 18:15 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が26日、YouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を緊急更新。ロッテ・佐々木朗希投手(20)の出場選手登録抹消について語った。

 佐々木朗は24日のオリックス戦に先発し、5回6安打2失点で開幕3連勝を飾ったが、翌25日に出場選手登録を抹消。最短での登録は5月5日となるが、井口監督は「ちょっと疲れもあるようなので本人、コーチとも話し合って、一度、抹消することにしました。しっかりと疲れを取ってベストコンディションで次回登板にのぞんでもらいたいと思います」と説明した。

 開幕5試合に先発しての抹消となったが「これは球団の判断ですよ。本人がどうこうということではなくて、本人は抹消してくれとは言わないだろうと思うし、球団がローテーション通りに、この時期は抹消して、1カード空けようかというふうに考えているんだろうと思う」と語った。「それはそれで球団の方針なんでね」と一定の理解を示した。

 高卒3年目で初めて開幕からローテーション入りしているが、体力面はまだ途上である。「あの日(24日)の佐々木は疲れているなという表情がマウンド上がった時からあった」と指摘。「(体力的な問題は)あると思う、シーズンを通して投げ切ったことのないピッチャーというのは。まだ3年目なんでね。まして、あれだけの記録を作って臨んだゲームだっただけに、疲れはあったんだろうとは思う」と語った。

 落合氏は佐々木の将来性についても言及。「いずれアメリカに行きたいというようなピッチャーになるんじゃないのかな。アメリカもそれを狙ってくるんだろうとは思うけど。あとは本人の意思次第だよ」とした。
 

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