パドレス・ダル、審判も感情「出していい」朗希が球審に詰められた場面について持論

[ 2022年4月26日 02:36 ]

パドレスのダルビッシュ有投手(AP)
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 パドレスのダルビッシュが、24日のオリックス戦でロッテ・佐々木朗が判定への態度について球審に詰め寄られた場面について、持論を語った。音声配信プラットフォームアプリ「stand.fm」でファンの質問に答えながら、22分30秒にわたり熱弁した。

 映像を確認したというダルビッシュは、佐々木朗の態度について「ちょっとばかにしたような感じでニヤッとした。やっぱり審判も喜ばない。良くはないなと思った」と指摘。自身がメジャー移籍当初、判定に不満そうな表情を浮かべ、審判員に詰め寄られた反省も引き合いに出した。

 球審の白井一行審判員については「行動を肯定するとかでは全くない」と前置きした上で、「感情を出すべきではない」との批判に「選手も態度に出すんだから、審判も別に出してもいいのでは」と主張。「みんな(審判員の)能力の凄さを分かっていない」と強調し、SNSなどでの辛らつな声に対し「人として見ていない。人権を認めることが大事」と訴えた。

 マイナーリーグで試験的に導入されている「ロボット審判」には「(審判と選手が)一緒に歴史をつくってきている。何でも機械、機械というのは好きじゃない」と否定的。互いへのリスペクトの思いと、冷静かつ建設的な議論を求めた。

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2022年4月26日のニュース