中日 後半戦初の1試合2本塁打 福田の決勝弾に与田監督「得点としてもすごく欲しいところでした」

[ 2021年9月8日 22:19 ]

セ・リーグ   中日4-1広島 ( 2021年9月8日    マツダ )

<広・中(19)>ヒーローインタビューを終えファンに手を振る福田 (撮影・奥 調)
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 中日が長打力で競り勝ち、最下位転落を阻止した。

 1―1の7回1死一塁、代打・福田が左中間に勝ち越しの5号2ラン。3―1の9回2死からは木下拓が左越えに8号ソロを放ち、ダメを押した。1試合2本塁打は後半戦初めてで、7月13日広島戦(マツダ)以来、実に22試合ぶりだった。

 チーム防御率3・12はリーグでダントツのトップ。しかし307得点、55本塁打は、いずれも5位の広島に86点、32本と大きな差を付けられての最下位に沈む。顕著な投高打低が特徴だが、やはり本塁打の威力は絶大だ。

 与田監督は福田の本塁打について「あの1本は得点としても、すごく欲しいところでしたし、チームにとってもいいホームランだった」と振り返る。圧倒的な投手力を持つだけに、長打の増加が勝敗のカギを握る。「それは誰もが思うことだから。当然のことなので。ちょっとずつ増えていけばいいなと思いますけどね」と話した。

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2021年9月8日のニュース