楽天が投打で日本ハムを圧倒 投打がかみ合う快勝に石井監督は「良い展開でゲームが進めることができた」

[ 2021年9月8日 23:07 ]

パ・リーグ   楽天8ー0日本ハム ( 2021年9月8日    札幌D )

<日・楽20>ウイニングボールを手にガッツポーズで写真に納まる滝中(撮影・高橋茂夫)
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 楽天が投打で日本ハムを圧倒した。3連敗中だった「天敵」の上沢を相手に、序盤から試合の主導権を握り続けた。2回に鈴木大の8号ソロで先制すると、3回までに3得点。上沢が降板した7回以降も、中押し&だめ押しで得点を重ね、今季最多の16安打を浴びせた。

 投げては先発・滝中が、6回2安打無失点の快投を披露した。「困ってもカーブでいけるぐらい、カーブが良かった」と振り返るように、初めてバッテリーを組んだ炭谷とのコンビで相手打線を翻弄(ほんろう)。7回以降は安楽→宋→鈴木翔が無失点リレー。文句の付けようのない完勝に石井監督は「良い展開でゲームを進めることができた」と目を細めた。

 コンディション不良だった浅村がこの日から4試合ぶりにスタメンに復帰し、7回には23打席ぶりとなる安打も放った。上沢に札幌ドームで黒星をつけたのは、18年5月2日以来、1225日ぶり。リベンジにも成功し、指揮官は「滝中は意図を持って、テンポよく良い球を投げていた。打線はしっかり線になってやってくれた。みんなが凄くいいアプローチをしてとらえて、先制、中押し、だめ押しをしっかりできていた」とナインを称えた。

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2021年9月8日のニュース