ロッテ一夜で首位返り咲き!マーティンが球団通算8000号メモリアル決勝弾 益田は150セーブ達成

[ 2021年9月8日 21:01 ]

パ・リーグ   ロッテ4ー1オリックス ( 2021年9月8日    ほっと神戸 )

<オ・ロ>8回1死一、二塁、チーム8000号となる勝ち越し3点本塁打を放ち生還するマーティン(撮影・後藤 正志)
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 2位転落のロッテは8日、オリックスとの首位決戦第2R(ほっと神戸)を4―1で制し、一夜で首位に返り咲いた。1―1の8回、マーティン外野手(33)が球団通算8000号到達となる勝ち越し25号3ランを放つなど4打数2安打4打点の大活躍。先発の二木康太投手(26)は7回3安打1失点の好投で5勝目を手にした。

 先発の二木は3回までノーヒットピッチングで打者9人をピシャリ。抜群の立ち上がりを見せたが4回、先頭の来田に2号ソロを浴び失点。2球目の甘く入ったストレートを右翼スタンドまで運ばれた。それでも追加点は与えず7回85球とリズムの良い投球でマウンドを降りた。

 打線は5回まで無得点と相手先発・山﨑颯の前に1安打のみと抑えられていたが6回に反撃。1死一塁からマーティンが強烈な打球を右線へ放ち、相手・右翼手の杉本が打球処理をもたついている間に一塁走者の角中が一気に本塁へ生還。ようやく同点に追いつく。

 すると雨が強くなるなか迎えた8回、1死走者なしから角中の平凡な左フライを相手・左翼手の来田が雨の影響からか落球。この失策から1死一、二塁と勝ち越しのチャンスで同点打のマーティンが登場。マーティンは4番手・吉田凌の投じた2球目、145キロのストレートを完璧に捉えると打球は右翼スタンド一直線。主砲の勝ち越し25号3ランが飛び出すと、これが球団にとっては節目となる通算8000号本塁打となった。

 4―1とリードすると8回は2番手・佐々木千が無失点。9回は益田が無失点に抑え31セーブ目を挙げた。なお益田はプロ17人目の通算150セーブに到達した。

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