広島・誠也「神ってる」超えた! 自身初の4戦連発だ今季4度目2発だ「初球にタイミング合う」

[ 2021年9月8日 05:30 ]

セ・リーグ   広島8ー7中日 ( 2021年9月7日    マツダ )

<広・中>7回無死、鈴木誠は左越えにソロ本塁打を放つ(撮影・奥 調)
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 広島・鈴木誠が4試合連続本塁打でサヨナラ勝ちに貢献した。初回2死一塁、小笠原の初球真っすぐを左中間席に放り込む先制2ラン。2―4の7回先頭でも小笠原の初球スライダーを左翼ポール際上段に運ぶ24号ソロ。8月26日巨人戦以来、今季4度目の1試合2本塁打を記録した。

 「根拠なく初球を振ることに意味はないが(今日は)初球に(タイミングが)合うというのがあった」

 3試合連続決勝弾で「神ってる」と言われた16年の自己最長を更新し、球団では07年新井貴浩以来、14年ぶりとなる4試合連発。佐々岡監督は「誠也に一発が出ることでいい形で試合運びができる」とうなずいた。

 8回には又吉から左前打。9回は、3点差に迫り、なおも2死一、三塁でR・マルティネスから中前適時打を放ち、坂倉のサヨナラ3ランにつなげた。「若い選手が結果を出すとやっぱりうれしい。いいところで打つと自信になるもの。つらい思いだけでなく、いい思いをしてもらいたい」。自身の4安打4打点よりも坂倉の劇弾が何よりもうれしそうだった。

 《07年新井貴浩以来14年ぶり》鈴木誠(広)が初回、小笠原から先制2ランを放ち4試合連続の本塁打。自身初でチームでは07年4月の新井貴浩4試合以来14年ぶり。球団記録は6試合で87年6月のランスと05年6月新井の2人。5試合連発なら前出05年の新井以来16年ぶり、チーム6人目になる。

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2021年9月8日のニュース