広島ミラクル3連勝 坂倉が人生初の逆転サヨナラ3ラン「最高でーす!」規定打席到達でセ打率トップに

[ 2021年9月8日 05:30 ]

セ・リーグ   広島8ー7中日 ( 2021年9月7日    マツダ )

<広・中>9回2死一、二塁、坂倉は右越えに逆転のサヨナラ3点本塁打を放ち鈴木誠(右)とジャンプして抱き合う(撮影・奥 調)
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 広島の坂倉将吾捕手(23)が7日の中日戦で劇的なアーチをかけた。4点劣勢の9回に4安打で2点を返し、なおも2死一、二塁の好機に右翼席へ野球人生初となる10号逆転サヨナラ3ラン。規定打席にも到達し、打率・332でリーグトップに躍り出た。主砲・鈴木誠も自身初の4戦連続アーチを含む4安打4打点の活躍で8―7の大逆転勝利に貢献。チームも今季初のサヨナラ勝ちで3連勝とし4位に浮上した。

 大きな拍手に包まれた本拠地お立ち台。球団では97年9月11日阪神戦以来、24年ぶりとなる最終回4点差大逆転のサヨナラ勝ちを呼んだ広島・坂倉は「最高でーす!」と3度、絶叫した。

 「誠也さんの調子がいいので絶対に回ってくる。何とかしてやろうと思っていた。あんまり覚えてないんですけど勝ててよかった」

 9回、鈴木誠の中前適時打など4安打で2点を返し、なおも2死一、二塁。カウント2―1からR・マルティネスの内角高め直球を完璧に仕留めた一撃はライナーで右翼席へ飛び込んだ。10号は「人生初」という逆転サヨナラ3ラン。チームを3連勝に導き4位に浮上させた。

 1点差で敗れた8月31日のDeNA戦。鈴木誠と話し込みながら帰りのバスに向かう坂倉の姿があった。9回1死満塁で遊ゴロ併殺。「オレなら絶対フライを打ちにいく。追い込まれたからといって当てにいかなくていいんじゃない?」と助言され、迷いは消えた。

 この日は5打席に立ち規定打席に到達。7回には連続試合安打を12に伸ばす中前打も放って打率・332としDeNA・オースティン(・324)を抑えリーグトップに躍り出た。「そこはあまり意識していません。そっとしておいてください」。高卒5年目での大躍進。坂倉の仕事はまだ緒に就いたばかりだ。(江尾 卓也)

 《球団24年ぶり最終回4点差以上逆転勝ち》広島は坂倉がプロ初のサヨナラ打となる3ランを放ち今季初のサヨナラ勝ち。広島のサヨナラ弾は19年7月23日の中日戦で延長10回に安部がソロを放って以来。この日は3―7の9回裏に一挙5得点。広島が最終回に4点差以上をひっくり返してのサヨナラ勝ちは、97年9月11日の阪神戦以来24年ぶり。この時は2―6の9回裏に敵失で1点を返し、なおも2死満塁から緒方孝市が逆転満塁サヨナラ弾を放ち7―6の勝利を収めた。

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