阪神・伊藤将 5回3失点で降板 チームは8試合連続で先制許す セ全球団制覇は次回にお預け

[ 2021年9月8日 19:45 ]

セ・リーグ   阪神―ヤクルト ( 2021年9月8日    甲子園 )

<神・中(17)> 3回、山田哲に本塁打を許した伊藤将 (撮影・平嶋 理子)         
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 阪神先発の伊藤将は5回7安打3失点で降板した。

 初回は3者凡退に抑え、幸先の良いスタートを切ったかに思われたが、2回は先頭の村上に三塁線を破る二塁打を打たれると、中村が犠打の後、1死三塁からオスナに右前適時打を浴びて先制点を許した。

 阪神は8試合連続で先制点を献上。その後2死二、三塁となり、投手の小川にも右前適時打を打たれ、この回2点を失った。味方が1点を返した直後の3回も先頭の山田に左翼席に飛び込むソロ本塁打を浴び、追加点を与えた。

 前回1日の中日戦では7回1失点(自責0)で7勝目を挙げたが、今季初対戦となったヤクルト打線には序盤からつかまり、辛抱の展開となった。打線は5回に同点に追いついたものの、伊藤将に勝利投手の権利はなく、球団新人では13年の藤浪以来となるセ・リーグ全球団からの勝利が次回へお預けとなった。

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2021年9月8日のニュース