ソフトバンク開幕4連勝後に4連敗 高橋礼の8四死球の大乱調 

[ 2021年4月3日 17:50 ]

パ・リーグ   西武7―4ソフトバンク ( 2021年4月3日    ペイペイD )

<ソ・西2>4連敗しグラウンドに一礼してベンチを後にする工藤監督(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクは打線の組み替えも実らず、4連敗で貯金がなくなった。今季1番で起用してきた周東をスタメンから外して、左投手に強い川島を「1番・二塁」で先発起用。37歳のベテランは初回、フルカウントから西武先発の左腕・浜屋の直球を捉え、左越えの今季1号ソロで期待に応え「最高の結果になってよかった」。同じく今季初スタメンの真砂も今季初安打を含む2安打を気を吐いた。

 しかし、ソフトバンクは先発の高橋礼が6回5失点と誤算だった。被安打は4本ながら8四死球。コントロールが乱れ、リズムをつかめなかった。

 初回に1死満塁から外崎への初球が左足首付近に当たる押し出しの死球となり先制された。続く呉念庭には中前2点適時打。3回にも2四球などで満塁とされ、木村の犠飛で失点。5回には死球で出した山野辺を、呉の適時二塁打で還された。

 高橋礼は「前回と同じ失敗をしてしまった」と悔やんだ。右腕は今季初登板だった3月27日のロッテ戦でも制球に苦しみ9四死球を与えており、ここまでの2試合で12回1/3、17四死球。リリーフで活躍した昨季は52試合で51回を投げ計33の四死球だった。

 ソフトバンクは9回に柳田の2号ソロ、松田の2点適時打で追い上げたが届かず、2カード連続の負け越し。開幕4連勝から4連敗となった。

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2021年4月3日のニュース