阪神・矢野監督の興奮もMAX「しびれましたね」 近本に代打の「勝負手」も出して今季初サヨナラ勝ち

[ 2021年4月3日 18:49 ]

セ・リーグ   阪神1ー0中日 ( 2021年4月3日    京セラドーム大阪 )

<神・中>9回2死一、二塁、サヨナラ打を放った山本(右)を労う阪神・矢野監督(撮影・北條 貴史)
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 阪神の矢野監督が今季初の劇勝を喜んだ。

 「いやあ、しびれましたね。もうちょっと早く決めたかったですけどね。でもヤス(山本泰(寛の目の右下に「、」))が最後、本当にいい形で決めてくれて、めちゃくちゃうれしいです」

 8回までは柳の前に内野安打2本のみ。9回に左腕の福に代わったところで、右の代打攻勢を仕掛けた。まずは原口が粘って四球を選び、すかさず「ピンチバンター」の北條。1死二塁からはリードオフマンの近本にまで代打・陽川を送り込んだ。陽川は申告敬遠でも、2死一、二塁からこちらも途中出場の山本が中越えサヨナラ二塁打を放った。

 「きょう引き分けでも負けてはいないんですけど、ムード的には昨日の流れを引きずってしまうような部分もあったかもしれないんで」

 前夜が継投失敗による痛恨の逆転負けだっただけに、大きな1勝。4位から2位に浮上した。

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2021年4月3日のニュース