大谷翔平 今季初安打は意地の1号2ラン 9回追い上げもチームは連勝ならず

[ 2021年4月3日 14:18 ]

ア・リーグ   エンゼルス8―12ホワイトソックス ( 2021年4月1日    アナハイム )

<エンゼルス・ホワイトソックス>初回無死、一塁線を破る打球を放ち(記録は失策)、駆け出す大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は2日(日本時間3日)、本拠地アナハイムでのホワイトソックス戦に「2番・DH」で先発出場。9回の第5打席で今季初安打となる本塁打を放った。4点差まで迫ったが、チームは8-12で敗れ、今季初黒星を喫した。大谷は5打数1安打3三振だった。

 相手先発投手は15年のサイ・ヤング賞左腕カイケル。過去の対戦は3打数無安打3三振としていたが、この日最初の対戦ではカウント1-1からカットボールをとらえて一塁線を鋭く破った。今季初安打かと思われたが記録は失策。打球が右翼線を転がっていく間に大谷は三塁まで激走。3番・トラウトの内野安打で生還し、先制のホームを踏んだ。

 第2打席は空振り三振。第3打席は3点を追う5回無死一、二塁のチャンスで2番手の右腕・フォスターの前に空振り三振を喫した。7回の第4打席も空振り三振に倒れて迎えた9回の第5打席。フルカウントから外角の直球を右中間席へ放り込んだ。飛距離は128メートルだった。

 投打二刀流の完全復活を目指す今季。オープン戦では、投げては渡米後最速で、自己最速にあと1キロと迫る101.9マイル(約164キロ)を計測し、打っては打率.548、5本塁打。過去最高の活躍を見せていた。前日の開幕戦は4打数無安打だった。

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2021年4月3日のニュース