中日・福留が胸を熱くした夜 古巣の歓声受け、対戦熱望した藤浪に「完敗」K  次回のリベンジ期す

[ 2021年4月3日 05:30 ]

セ・リーグ   中日6ー3阪神 ( 2021年4月3日    京セラドーム大阪 )

<神・中>6回2死一塁、中日・福留は見逃し三振に倒れる(撮影・北條 貴史)
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 敵地の大声援に背中を押されて打席へと向かった。6回2死一塁、代打で登場した中日・福留は、8年間を過ごした古巣の温かさを「すごくありがたかった。感謝しかないです」と、かみしめた。

 マウンドには対戦を熱望した右腕がいた。14年ぶりの中日復帰を決めた昨年12月。入団会見で対戦したい投手として名を挙げた藤浪だ。初球から2球続けて直球をフルスイングし、ファウル。最後は158キロ直球に手が出なかった。「いい投手に変わりない。これからも対戦する機会はあると思うので、その時はしっかり打てるように」と“リベンジ”を誓った。

 移籍後初めて守備にもつき、2打席に立った。「いつでも行けるように準備はできている」。大ベテランは着実に状態を上げていく。

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2021年4月3日のニュース