明豊・阿南 ピンチ救うフェンス激突スーパーキャッチ 場内から万雷の拍手

[ 2021年3月29日 15:45 ]

<智弁学園・明豊> 6回2死一、三塁、山下の打球を阿南がジャンピングキャッチ(撮影・大森 寛明)
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 第93回選抜高校野球大会第9日は29日、兵庫県西宮市の甲子園球場で準々決勝が行われた。第3試合では、明豊(大分)と智弁学園(奈良)が対戦した。

 6回、明豊のビッグプレーに場内から大きな拍手が送られた。

 4点リードで迎えた6回。2点を返され、なおも2死一、三塁のピンチ。智弁学園の4番・山下陽輔が放った左翼への大飛球を、明豊の左翼・阿南心雄が背走しながら難しい体勢でキャッチ。そのままフェンスに激突した。阿南はしばらく起き上がれなかったが、ボールがおさまったグラブを掲げると場内からは万雷の拍手。抜ければ相手に流れが傾く場面、ピンチを救うスーパーキャッチにベンチのナインも大喜びだった。

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