天理 4強1番乗り!9安打10得点の猛攻で24年ぶり準決勝進出、エース達は8回3失点

[ 2021年3月29日 10:59 ]

第93回選抜高校野球大会第9日第1試合 準々決勝   天理10―3仙台育英 ( 2021年3月29日    甲子園 )

<天理・仙台育英>4回2死満塁からの政所の勝ち越し左前2点適時打に喜ぶ天理・達(中央)(撮影・亀井 直樹)
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 第93回選抜高校野球大会第9日は28日、兵庫県西宮市の甲子園球場で準々決勝が行われた。第1試合では、天理(奈良)が10―3で仙台育英(宮城)に勝利し24年ぶりに4強入りした。

 天理は初回1死一塁から内藤大翔が左越え適時二塁打、続く瀬千皓が中前適時打し2点を先取。同点の4回2死満塁からは政所蒼太が勝ち越しの左前2点適時打、さらに続く内山陽斗の左中間2点適時二塁打で4点を勝ち越した。5回2死二、三塁から杉下海生の左中間2点適時二塁打、6回2死二、三塁からは瀬の左中間2点適時二塁打で加点。9安打で10得点を奪った。エース右腕・達孝太は再三、得点圏に走者を背負ったが、要所を締めて8回8安打3失点。2番手の左腕・中川一平がリードを守り切った。

 仙台育英は2点を追う3回無死から八巻真也が右越えソロ、さらに1死二、三塁から島貫丞主将の中犠飛で同点に追いついたが、2回から登板のエース右腕・伊藤樹が天理打線につかまり8失点(自責点4)。8点を追う8回に敵失で1点を挙げたが、反撃は届かなず、優勝した01年以来の4強入りはならなかった。

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2021年3月29日のニュース