中大4番・森下 2発で11点大勝けん引!甲子園4強の母校に刺激「先輩としていい姿を」

[ 2021年3月29日 17:09 ]

東都大学野球春季リーグ第一週第1日 1回戦   中大11―0立正大 ( 2021年3月29日    神宮 )

 中大は打線が13安打で11得点。投手陣も3人の継投で立正大打線を1安打に抑えて大勝した。

 打線をけん引したのは4番・森下翔太外野手(3年)だ。2打席連続三振で迎えた5回、2死三塁で左翼に2ラン。7回2死でも再び左翼にソロ本塁打を叩き込んだ。いずれも打ったのは変化球。「スローボールマシンを使って、センター方向を強く意識して打つ取り組みをしてきた」と変化球対策の練習の成果が出た。

 東海大相模では18年のセンバツでベスト4。今春の大会でも母校はこの日の準々決勝に勝利し、同じベスト4に進んだ。「後輩が頑張っているし、先輩としていい姿が見せられるよう負けじと頑張りたい」。そして「優勝しか見ていない思う。突き進んでほしい」と自身の代の成績を超えての優勝を願った。

 中大の4番は、ドラフト2位でDeNAに入団した牧が打っていた打順。「自分がチームを引っ張る存在にならないと。(2本塁打で)自信にもなった」。高校通算57本塁打も、東海大相模3年時にはプロ志望届を出さずに大学進学を選んだ。憧れのプロの舞台へ「牧さんも3年のシーズンで伸びてプロにいった。もっと突き詰めていきたい」と力を込めた。

続きを表示

2021年3月29日のニュース