選抜球児に目立つ「虎」ネーム あの闘将が呼びこんだ“熱狂”が影響!?

[ 2021年3月29日 12:50 ]

市和歌山・松川虎生
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 準々決勝を迎えたコロナ下での選抜高校野球。出場32校の選手リストで、目につくのが「虎」ネームだ。「北海・関虎太朗」「神戸国際大付・加門虎太朗」「市和歌山・松川虎生」「下関国際・山下世虎」「明豊・太田虎次朗」と名前が並ぶ。すべてがそうではないが、家族が阪神ファンの場合が多いようだ。市和歌山・松川は「祖父が阪神ファンでこの名前になった。小さいころから、よく甲子園に連れて行ってもらった」と打ち明けた。

 それにしても、これだけそろう理由を考えみると、「虎」ブームを作った男がクローズアップされる。今回の高校3年生は03年生まれが中心。星野仙一監督が「勝ちたいんや」の決めセリフで、18年ぶりのリーグ優勝を果たしたのがこの年。星野阪神の熱狂が子供の名前にも影響を及ぼした可能性は高い。

 は開幕3連勝と好スタート。再び「虎」ブームを起こすか、あるいは佐藤輝明にあやかって「輝」が注目されるかもしれない。

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2021年3月29日のニュース