仙台育英・須江監督「失点をコントロールできなかった」20年ぶり4強ならず

[ 2021年3月29日 11:53 ]

第93回選抜高校野球大会第9日第1試合 準々決勝   仙台育英3―10天理 ( 2021年3月29日    甲子園 )

<天理・仙台育英>3回無死、仙台育英・八巻が右越えソロ本塁打を放つ(撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 第93回選抜高校野球大会第9日は28日、兵庫県西宮市の甲子園球場で準々決勝が行われた。第1試合では、仙台育英(宮城)が3―10で天理(奈良)に敗れ0年ぶりに4強入りはならなかった。

 2点を追う3回無死から八巻真也が右越えソロ、さらに1死二、三塁から島貫丞主将の中犠飛で同点に追いついた。しかし、2回から登板したエース右腕・伊藤が4回に守備の乱れから4失点するなど6回途中まで投げ8失点(自責点4)と崩れた。打線も3回以降は適時打が出ずに、準優勝した01年以来の4強入りはならず。試合後、須江航監督(37)は「得点を取るより失点をうまくコントロールしたい試合でしたが、それができませんでした。天理の打者の対応力が上でした。伊藤が早めのリリーフで流れを変えたんだけれども、その伊藤を引っ張り過ぎてしまった。野手にミスが出た時にどう立て直すか、これが夏への課題」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2021年3月29日のニュース