ヤクルト・高津監督、ノムさん追悼試合飾れず…運命的?本拠開幕3連敗はくしくも98年野村政権以来

[ 2021年3月29日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト2ー8阪神 ( 2021年3月28日    神宮 )

<ヤ・神>今季初勝利を野村さんに報告できなかった高津監督は悔しげな表情を見せる(撮影・村上 大輔)
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 天国の恩師に白星を届けられなかった。ヤクルトは野村元監督の追悼試合で大敗し、16年以来5年ぶりの開幕3連敗。本拠地開幕3連戦3連敗は、野村監督時代の98年以来の屈辱となった。

 高津監督は「僕がまさか73番を着て、あそこのベンチに座っているとは。野村監督の日ということで、少し楽しませてもらいました。勝ちたかったですね」と悔しさをにじませた。

 両軍が野村氏の背負った73番をつけてプレー。現役時代に守護神に抜てきされ「全身、野村監督の野球でできている」と公言する指揮官にとって絶対に勝ちたかった試合。投打がかみ合わなかった。

 「勝つ執念、勝つ技術、考え方を野村監督に学んできたので、それを選手に伝えていきたい」。ノムラの考えの継承、そして逆襲を誓った。(青森 正宣)

 ▼ヤクルト・山田(8回に今季1号2ラン)風に乗ってくれました。この一本は自分にとって凄く大きな一本になります。

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2021年3月29日のニュース