先発か、抑えか　侍・稲葉監督はオリ由伸の起用法を両にらみで模索中

侍ジャパンの稲葉監督に駆け寄った山本由伸はヒジタッチ（撮影・井垣　忠夫）
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　侍ジャパンの稲葉監督がオリックスの宮崎キャンプを視察し、山本の起用法について先発と救援の両にらみで可能性を模索する考えを示した。

　「先発なのか、中継ぎなのか、精神的な不安はかけたくないので役割は明確にしてあげたい。早め早めにいろんなことを伝えてやっていきたい」

　山本は先発で2年連続タイトルホルダーとなるなど球界屈指の好投手に飛躍。一方、19年秋のプレミア12ではセットアッパーとして侍ジャパンの世界一に貢献しており適性は高い。

　本人は「状況や他の選手の調整もあるし何とも言えないですが、先発の方がいいのかなとは思いますけど…」と胸の内を明かした。代表は24人に限られ、チーム事情の兼ね合いもあるが、いずれにしても重責を任されることになりそうだ。