平野が入団会見 帰ってきた背番号16 古巣に感謝「優勝でしか返せない。体がボロボロになるまで」

[ 2021年2月10日 15:20 ]

オリックスに復帰した平野佳

 4年ぶりにオリックスに復帰した平野佳寿投手(36)が10日、宮崎市内のチーム宿舎で、入団会見に臨んだ。

 「コロナ下で厳しい状況の中で、迎えてくれたオリックスに感謝していますし、それには優勝でしか返せないと思うので、体がボロボロになるまで頑張ります」

 チームの昨季救援防御率4・07はリーグワースト。守護神も含めた重要局面での起用が期待される。面倒見も良いなど後輩から慕われる人柄で、ブルペンの大黒柱的存在としても期待が懸かる。

 会見に同席した福良GMは「ボールも素晴らしいし気持ちも強い。ブルペンをまとめる力、リーダーシップもある。大いに期待しています」と笑顔。平野は、「今まで、こういう質問を受けて“ここで投げたいです”なんて言ったこと1回もないんですよね。福良GM、監督に“先発でいけ”と言われたら投げますよ」と冗談交じりに話し、詰めかけた報道陣を沸かせた。

 あす11日の第3クール初日から合流。「若い子が育っているのは向こうでもずっとチェックしていましたし、僕が伝えられることは伝えたいし、僕も学ぶことはたくさんあると思うので」と共闘を誓った。

続きを表示

2021年2月10日のニュース