MLB、今季からの低反発球導入を通達 サイズ変えずに軽くして飛距離減

[ 2021年2月10日 05:30 ]

 大リーグ機構(MLB)が、増加傾向にある本塁打数の抑制を目指し、今季からの低反発球導入を全30球団に通達したと8日(日本時間9日)、複数の米メディアが報じた。

 ボールの大きさを変えず重さを最大2.8グラム軽くし飛距離を抑える。従来のボールで375フィート(約114メートル)飛んでいた打球は、飛距離が1~2フィート(約30~60センチ)ほど落ちるとのデータが示された。

 また、MLBと選手会は今季の新型コロナウイルス感染対策の規定で合意。予定通りに17日にキャンプイン、4月1日に162試合制で開幕の見通し。昨季同様、延長戦での無死二塁からのタイブレーク制、7イニング制のダブルヘッダーを採用。昨季導入したナ・リーグの指名打者制と、従来から6チーム増のプレーオフは規定に含まれなかった。

続きを表示

2021年2月10日のニュース