ソフトバンク リチャード1号 工藤監督&小久保ヘッド「ナイスバッティング!」

[ 2021年2月10日 14:39 ]

<ソフトバンク春季キャンプ>大塚コンディショニングコーチ相手にボクシングのミット撃ちトレーニングをするリチャード(撮影・中村 達也)
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 リッチーが、ひと振りで期待に応えた。ソフトバンクは宮崎キャンプ第3クール2日目の10日、初の実戦形式となるシート打撃を行った。リチャード内野手(21)が、第2打席で泉圭輔投手から左翼芝中段に飛び込む今季1号を放った。

 本塁に生還するなり、工藤監督からは「ナイスバッティン!」と声をかけられた。攻守交代時には、三塁コーチャーズボックス付近で観戦した小久保ヘッドコーチからも「リッチー、ナイスバッティング!」と叫ばれて、元気良く三塁守備へと向かった。

 昨春に育成から支配下選手登録され、昨季はウエスタンリーグでの本塁打、打点の打撃2冠。背番号「57」としての初キャンプは、王貞治会長の密着マーク指導、小久保ヘッドコーチから課されたボクシングトレーニングなどで実戦に向けて準備してきていた。見事に一発回答を出した。

 身長1メートル89、体重120キロの規格外の欲張りボディーが自慢の長距離砲が、初の1軍出場に向けて文句無しの滑り出しとなった。

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2021年2月10日のニュース