総力戦で1点取る野球を 広島がキャンプ初のケース打撃で目指すスタイルを再確認

[ 2021年2月10日 05:30 ]

ケース打撃で打席を外された広島・羽月(右上)(撮影・奥 調)
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 広島は今キャンプで初めて練習メニューとして「ケース打撃」を組み、チームの総力で1点を取りに行く攻撃を再確認した。

 アウトカウント、走者の状況を設定し、打者はサインと状況に応じての打撃を行った。第3クールからの実戦、そしてシーズンを見据えた確認作業。佐々岡監督は「全選手がいろんな立場、役回りがあるが、前へ前へ進んで1点を取ることは当然、変わらず徹底していきたい」と話した。

 3年目の羽月がバスターエンドランのサインを見落とし、打席を外されるシーンもあった。「失敗もあるが、今の段階では恐れずにやってもらいたい」。昨季のチーム得点はリーグ2位の523点。ペナント奪回のため、長所に磨きをかける。(桜井 克也)

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2021年2月10日のニュース