侍・稲葉監督 巨人・岡本の内外野守備を評価「期待したい選手。まずはサードで」

[ 2021年2月10日 05:30 ]

打撃練習で(右から)原監督、侍ジャパンの稲葉監督の前で快音を響かせる岡本和(撮影・木村 揚輔)
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 侍ジャパンの稲葉監督が、巨人の宮崎1軍キャンプを視察した。岡本和について、原監督から三塁の守備力が向上したと説明され「長打もありますし、外野の経験もある。期待したい選手。まずはサードで」と複数ポジションを守れる点も評価。S班メンバーとして沖縄でキャンプインした左腕の中川についても「ランナーのいる場面でも投げられますし。貴重な左投手」と言及した。楽天に復帰した田中将と同学年の坂本をリーダーとして期待し、戸郷やドラフト1位・平内(亜大)の台頭も望んだ。

 午前中には同じ宮崎のオリックスのキャンプを視察。19年のプレミア12で中継ぎとして優勝に貢献した山本について「先発なのか、中継ぎなのか、精神的な不安はかけたくないので役割は明確にしてあげたい」と話した。

 〇…巨人・岡本和が稲葉監督の前でフリー打撃を行い、5発の柵越えを放った。東京五輪に向け「選ばれたいという思いもありますし、シーズンの結果も左右してくる。目の前の試合を頑張って、選んでいただけたら光栄」と意欲を示した。稲葉監督からは三塁手の候補として期待される。今キャンプは外出禁止のため「韓国ドラマにハマりだして」と大ヒットした「梨泰院クラス」などを自室で視聴していることも明かした。

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2021年2月10日のニュース