ソフトバンクが小刻み継投で巨人の反撃断つ 先発の石川は6回途中2失点で勝利投手の権利

[ 2020年11月22日 20:27 ]

SMBC日本シリーズ2020第2戦   ソフトバンクー巨人 ( 2020年11月22日    京セラD )

<巨・ソ>力投する石川(撮影・大森 寛明)
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 ソフトバンクの工藤監督が早めの継投でピンチを脱した。7―2で迎えた6回。先発の石川が1死から坂本、丸に連続安打されると、工藤監督は、丸の場面で嘉弥真を投入。嘉弥真は丸を4球連続スライダーで空振り三振に斬る。今度は原監督が亀井に代打・石川を送ると、3番手に高橋礼を投入。さらに田中俊が代打の代打に送られた。田中俊には四球を与えたが、満塁のピンチで、中島を空振り三振に仕留めた。

 先発の石川は5回1/3を4安打2失点。ただ、5回にウィーラーに右越え2ランを浴びるなど、巨人打線のタイミングが合ってきていた中で、工藤監督は交代を決断した。

 石川は日本シリーズで17~19年で6試合に救援登板し3勝0敗。計7回1/3を投げて失点はわずかに1だった。日本シリーズで初先発となったこの試合でも勝利投手の権利を手にしている。

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2020年11月22日のニュース