ソフトバンク・栗原 得意のモノマネで丸の強打“習得”「バリエーション、対応力が増えた」

[ 2020年11月22日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ2020第1戦   ソフトバンク5―1巨人 ( 2020年11月21日    京セラD )

<巨・ソ>6回、2点適時二塁打を放った栗原はベンチに向かって“ケバブポーズ”(撮影・岡田 丈靖)
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 【記者フリートーク】ソフトバンク・栗原はモノマネがうまい。「僕が判定し、表に出していいか見極めてます」と語るのは高卒6年目の同期左腕・笠谷だ。宿舎で人気芸人・千原ジュニアの話し方を披露し、SNS動画に上げると注目を集めた。「アンパンマンの日」だった10月3日の日本ハム戦前の円陣。先輩の松田宣に声出しを振られ「元気100倍!アンパンマン」と叫ぶと、高精度ぶりに仲間もうなった。

 本業でもそうだ。4月の自主練習期間中の「まね」に強打の土台がある。巨人の公式YouTubeチャンネルの丸のティー打撃動画を見て練習法に導入。「緩い球をいろんな方向、いろんなタイミングで打つ。打ち方が違うのに、どんな球でもバットを出せていた。バリエーション、対応力が増えた」。そして、対戦した丸よりもバットで輝きを放った。(ソフトバンク担当・井上満夫)

 ≪「ケバブポーズ」もパドレス・タティスをマネ≫心配性と自己分析する一方で、随所で人目を引くのが栗原のキャラクターだ。安打を放って塁上やベンチで見せるのは、チョップを繰り出すような「ケバブポーズ」。これは「自分が好きなメジャーリーガー。ワイルドな感じ」というパドレスの若き強打者タティスをまねたものだ。また、デーゲームで日光のまぶしさを避けるため目の下を黒く塗る「アイブラック」をナイターやドーム球場でも施す。こちらはグラシアルに「おまえも塗ろうぜ」と勧められて始めたという。

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2020年11月22日のニュース