「特別なシリーズ」開幕 DH、京セラD、スタンドではマスク着用呼びかけ…

[ 2020年11月22日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ2020第1戦   ソフトバンク5―1巨人 ( 2020年11月21日    京セラD )

<巨・ソ> 試合前セレモニーでビジョンを見るソフトバンクナインと巨人ナイン (撮影・平嶋 理子)                                                       
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 「SMBC日本シリーズ2020」が21日、京セラドームで開幕したが、例年と違う「特別なシリーズ」を印象づける光景があちこちで見られた。

 ☆2番目に遅い開幕 史上最も遅い開幕は1950年の第1回で今年と1日違いの11月22日。セは松竹、パは毎日が出場した。第2、3戦の間に休養日があり、28日の第6戦で決着(毎日が4勝2敗で日本一)。今年、第7戦の29日までもつれれば最も遅い終了に。

 ☆本拠地以外 東京ドームで都市対抗が行われるため、巨人はホームの第1、2、6、7戦で京セラドームを使用。本拠以外での開催は、53年南海(大阪→甲子園)、62年東映(神宮→後楽園)、74年ロッテ(仙台→後楽園)、78年ヤクルト(神宮→後楽園)、79、80年近鉄(日生→大阪)と変更して以来40年ぶり7例目。巨人は初めて。

 ☆観客は上限50% 政府のイベント開催制限により上限は収容人数の50%で京セラドームは1万8110人、ペイペイドームは2万61人。第1戦の観衆は1万6489人で、シリーズで2万人以下は1万6828人だった86年の広島―西武第8戦以来で34年ぶり。スタンドではマスク着用を呼びかける光景も。

 ☆全試合でDH制 コロナ禍による過密日程を考慮し、投手の負担軽減のためにとソフトバンクが申し入れ。今季限りの特例として導入された。

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