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阪神・小幡 本気で「1番遊撃」獲り 近本と“オバチカ”コンビ結成「とにかく今年は振るだけ振る」

[ 2020年11月22日 05:30 ]

フェニックス・リーグ   阪神6-3巨人 ( 2020年11月21日    清武第2 )

フェニックスL<巨・神>8回2死二、三塁、小幡は左線に勝ち越しの2点適時二塁打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 阪神の小幡竜平内野手(20)が21日、みやざきフェニックス・リーグの巨人戦に「1番・遊撃」で先発出場し、8回に決勝の2点二塁打を放つなど2安打3出塁と躍動。2年目の今季1軍で54試合に出場して経験を積んだ有望株は来季は近本との1、2番コンビ『オバチカ』結成を目指し南国で鍛錬を積む。

 南国・宮崎で本格開花への快音を響かせた。小幡が勝負強さを発揮したのは、同点で迎えた8回。2死二、三塁で左翼へしぶとく落とし2者を迎え入れる適時二塁打を放った。

 「レフトフライでしょ(笑い)」

 逆方向への「V撃」には苦笑いを浮かべたものの、初回の第1打席も先頭打者で左腕・横川から遊撃内野安打で出塁するなど“渋さ”の際立った1日。6回には四球も選び、1番として仕事を果たし、「どうすれば1番バッターの役割ができるかとか、常に考えながらやっている」と手応えをにじませた。

 高卒2年目の今季は54試合に出場するなど、経験を積んだ。近年は北條、木浪が中心だった遊撃争いに割って入るダークホース。俊足も持ち味で、期待されるのは2年連続で盗塁王を獲得した近本との『オバチカ』コンビでの1、2番形成だ。

 伸び盛りの20歳には当然ながら課題もあり、平田2軍監督は「三振が多い。いやらしいバッターにならなきゃ。今日みたいな嫌らしい内野安打をもっとね。ショートやってたら分かるはず。よーいドンでボテボテの内野安打なんか打たれたら」。発展途上は無限大の伸びしろの証でもある。

 ライバルは“上”だけではない。ドラフト7位・高寺が動画などを見て目標にされていることを聞かされ「恥ずかしいですね、やめてほしい(笑い)」と首を振ったものの、「同じポジションですし、タイプも一緒」とプロでは差を見せつけるつもりでいる。

 「とにかく今年は振るだけ振って。打撃も守備も下半身が大事。土台をしっかりした上で」。今後はスイング量を意識しながら下半身強化に取り組む構え。流した汗の分だけ進化を遂げ、背番号38が飛躍の3年目へ牙をとぐ。 (遠藤 礼)

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