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森繁和氏 初回に見えたソフトバンクと巨人の圧倒的な差 軟投派の今村では厳しい

[ 2020年11月22日 22:27 ]

SMBC日本シリーズ2020第2戦   ソフトバンク13―2巨人 ( 2020年11月22日    京セラD )

<巨・ソ>初回1死一塁、今村(左)から先制適時二塁打を放つ柳田(撮影・木村 揚輔)
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 【森繁和 視点】今季はコロナ禍の影響で交流戦がなかった。巨人ファン、そして普段パ・リーグを見る機会があまりないファンは、改めて面食らったのではないか。これほどパ・リーグとセ・リーグの野球は違うのか、と。初回のソフトバンクの攻撃に、それが如実に表れていた。

 打者7人で計26球。空振りこそ2球あったが、ファウルは1球もなかった。ソフトバンクの各打者は、強く鋭いスイングで甘い球を確実に仕留めてくる。今村も懸命に低めに投げて抑え込もうとしていたが、少しでも甘く入るとガツンとやられる。ファウルでカウントを稼げないとなると苦しい。かたや巨人は石川の強く、勢いのあるボールに対応しきれず、甘い球でも押し込まれてファウルになってしまう。そしてボール球を振る悪循環に陥っていた。

 前日の千賀、この日の石川や山本(オリックス)、則本昂(楽天)らパ・リーグにはパワー系の投手が数多い。打者はこれら投手の強いボールに対抗するために、強いスイングが求められる。その打者を抑えるためには投手もさらに力のあるボールが必要になり…。この繰り返される競争が、現在のパの野球を生み出す土壌になっている。もちろん、DH制を導入しているのもその一助だろう。

 その意味でも軟投派の今村では厳しかった。左の先発を一枚挟みたかったのだろうが、パワーで対抗できる外国人のサンチェス先発でも良かったのではないか。投手なら腕の振り、打者はスイングの強さ、速さ…。その差が両チームの、そして両リーグの差になっていると言っていい。(スポニチ本紙評論家)

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