オリックス 9回裏に8点差大逆転! 視察の中嶋監督「一気にいったのもすごい。非常にいい」

[ 2020年11月22日 05:30 ]

フェニックス・リーグ   オリックス12-11ロッテ ( 2020年11月21日    生目の杜第2 )

フェニックスリーグのロッテ戦の試合途中に中嶋監督から声をかけられる太田(右)
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 視察に訪れたオリックス・中嶋監督の前でとてつもない大逆転劇が繰り広げられた。3―5で迎えた9回に5番手・谷岡が6点を奪われ8点差。しかし、その裏に9点を挙げて逆転サヨナラ勝利を飾ってみせた。

 「追いついただけでなく一気にいったのもすごい。みんなでつなげて四球も選んでいた。非常にいい」

 チームの次代を担う若手に経験を積ませることが目的のフェニックス・リーグとはいえ、指揮官がニンマリしたのは当然だった。来季3年目を迎える18年のドラフト1位・太田が4安打の大暴れ。「(打線が)何とか続いていたので、僕も後ろにつなげなければ」と9回の5打席目は、1死一、二塁で左前適時打を放った。

 「来季は絶対レギュラーを獲るつもりでやりたい」。チームのレジェンド、イチローが210安打を放ちブレークしたのも高卒3年目。太田も3年目のステップアップに照準を合わせていた。(田中 貴久)

 《プロ野球では6点差が最大》プロ野球で9回裏の大逆転は6点差が最大で、93年6月5日に藤井寺であった近鉄対ダイエー。
 ダイエー   010031003 |8
 近  鉄   002000007X|9
 高校野球では14年夏の石川大会決勝・星稜対小松大谷で8点差逆転がある。
 小松大谷   150110000 |8
 星  稜   000000009X|9
 星稜は9回表に再登板したエース・岩下(現ロッテ)が3者三振に抑えると、裏の攻撃で岩下の場外弾などで同点とし、最後は2死一、三塁から佐竹が左越えのサヨナラ打を放った。

 《頓宮が仕上げ》ミラクル逆転劇の仕上げは、頓宮の左中間へのサヨナラ3ランだった。9回に9―11まで追い上げて、なお1死一、二塁で3ボールからの1球を狙っていた。「一発が出たらサヨナラと思って打席に入った。カウントが悪かったらつなげるつもりだった」。逆転サヨナラ弾は、大学時代に経験があるそうだが記憶は定かではない様子。それよりも「パスボールがあったし、(二塁への)送球も悪かった」と課題の捕手での守備を反省していた。

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