巨人・原監督「猛練習してあさってに備えますよ。以上」

[ 2020年11月22日 22:15 ]

SMBC日本シリーズ2020第2戦   巨人2―13ソフトバンク ( 2020年11月22日    京セラD )

<巨・ソ2>9回2死、ウィーラーのニゴロ判定にリクエストを要求した原監督(中央)は、リプレー検証でもアウトの判定となり両手を上げる(撮影・尾崎 有希)
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 巨人はまたも投打で圧倒され、ソフトバンクに2―13で大敗を喫して2連敗。楽天と対戦した2013年第7戦から屈辱の日本シリーズ7連敗を喫した。日本シリーズ7連敗は西鉄(現西武)と対戦した1958年第4戦から南海(現ソフトバンク)と対戦した61年第1戦の9連敗に次ぐ球団ワースト2位。日本シリーズ13失点は西武と対戦した1994年第1戦で0―11で敗れた1戦を26年ぶりに塗り替える球団ワースト記録となった。

 巨人はプロ9年目でシリーズ初先発となった左腕・今村が初回いきなり3点を失い、2回には9番・甲斐に一発を浴びて2回持たずに4失点KO。開幕戦から2連投となった2番手右腕・戸郷も3回グラシアルに2ランを被弾すると、3番手左腕・田口も失点を重ね、5回で7点の大差をつけられた。その後も鍵谷がデスパイネに満塁弾を浴びるなど屈辱の13失点となった。

 1勝もできずに4連敗を喫した昨年に続いて今年もソフトバンク相手に厳しい2連敗スタートとなった巨人の原辰徳監督(62)は序盤での大量失点について聞かれると「そうですね。やはり。なかなか。なんというか、やはり流れがね。こっちに来ないというかね。最初に渡してしまうというね。というところですね」とコメント。

 今村については「うーん、そうですね。まあ、流れを相手に渡したかなという感じですね。まあ、あした1日ありますから。猛練習してあさってに備えますよ。以上」と話した。

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