阪神・矢野監督 最後まで全力で2位死守「去年3位、1個でも上にこれたのは意味がある」

[ 2020年11月7日 18:10 ]

セ・リーグ   阪神2-0広島 ( 2020年11月7日    マツダスタジアム )

<広・神24>6回無死、左越えにソロ本塁打を放った大山(3)を迎える矢野監督 (撮影・奥 調)
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 阪神・矢野監督は、すでに今季の優勝は幻に終わったものの勝利にこだわる思いを采配で示した。2―0の9回は守護神スアレスが登板。1死から菊池涼に遊撃内野安打を許したものの後続をピシャリと抑えた。

 すでに最多セーブ投手のタイトルは確定しながらも、迷わず抑えの切り札を投入。起用に応えた助っ人も25セーブ目をマークした。8回1死一塁からはエドワーズを投入。万全の継投で逃げ切って今季のリーグ2位を確定させた。

 「去年3位だったので、1個でも上にこれたというのは意味があると思う。今シーズン思うようにいかない中で、みんなが粘ってくれたのは俺の中では価値があると思う。全員で戦えたから2位になれたと思う。課題はもちろんあるんだけど、ひとまずはそういう風に感じています」

 試合後に矢野監督は胸をなで下ろした。就任以来最多となる貯金7。残り2試合。来季へとつなげるために最後まで勝利を追い求める。

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2020年11月7日のニュース