早大・早川 毎回15奪三振、圧巻の1失点完投勝利 8日勝つか引き分けでV 連投辞さず

[ 2020年11月7日 16:25 ]

東京六大学野球秋季リーグ戦   早大3―1慶大 ( 2020年11月7日    神宮 )

<早大・慶大>完投勝利した早大・早川はグラブを叩いてガッツポーズ(撮影・佐久間 琴子)
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 早大のエース・早川が相手の先発メンバー全員から、毎回の15三振を奪う圧巻の投球。5安打1失点での完投勝利に「負けたら終わり。死に物狂いで投げた」と満足げに振り返った。

 負ければ慶大のリーグ優勝が決定。楽天のドラフト1位である早川と、ヤクルトのドラフト1位である慶大・木沢の投げ合いは、息詰まる投手戦となった。

 5回までお互い一歩も譲らずに無失点。早川は1点を先制してもらった直後の7回に内野ゴロの間に1点を失ったが、失点はこれだけ。最速149キロの直球を低めに集め、奪三振ショーを展開した。

 木沢との投げ合いには「負けられないという気持ちはあったけど、特に相手は意識せず、自分らしい投球をすれば大丈夫、と。自分と向き合った投球の方が自分の持ち味が出せる」と早川。

 あす8日の2回戦に勝つか引き分ければ、15年秋以来の優勝が決まる。「普通に投げれば抑えてくれると確信していた」と小宮山悟監督から絶対的な信頼を寄せられる左腕は、連投のマウンドへ「最後、(勝ち投手として)神宮のマウンドに立っていられれば」と気持ちを高ぶらせた。

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