オリックス・宮城プロ1勝 興南・我喜屋監督が祝福 「スローボールを投げられる勇気も持って」

[ 2020年11月7日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス4-3日本ハム ( 2020年11月6日    京セラD )

興南の我喜屋監督
Photo By スポニチ

 【オリックス・宮城に恩師の興南・我喜屋優監督が祝福メッセージ】

 初勝利おめでとう!

 出会いは中3の秋、所属していた「宜野湾ポニーズ」で登板した試合を見ました。身長は高くないがバテないタイプで、直感的に、好投手の資質が備わっている印象でした。

 負けん気が強く、自分をしっかり持っている性格。昨夏の沖縄大会決勝の沖縄尚学戦は延長13回を229球を1人で投げ抜いてね。疲れを周囲に見せることもなく真っすぐで押して、最後も直球で、力んで押し出し四球になっちゃったけど、内面が強い印象でした。

 プロでは新球種も必要ですし、嫌らしい投球も大事になる。持ち味の直球を生かすためにも、思い切り腕を振っておいて打者が待てないスローボールを投げられる勇気も持ってほしい。手元に我喜屋は、もういないのだから、オリックスで、プロの世界で自分を耕して開花してほしいです。(興南学園理事長・校長・野球部監督)

続きを表示

2020年11月7日のニュース