早大 慶大に競り勝ち“逆王手”、蛭間が決勝2ラン 早川1失点完投勝利

[ 2020年11月7日 15:26 ]

東京六大学野球秋季リーグ戦   早大3―1慶大 ( 2020年11月7日    神宮 )

<早大・慶大>早大の先発・早川(撮影・佐久間 琴子)
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 優勝の懸かった早慶戦の1回戦が行われ、早大が3―1で勝利。優勝へと「逆王手」をかけた。

 早大・早川と慶大・木沢の両エースが先発。お互いに5回まで無失点と息詰まる投手戦を演じた。

 先制したのは早大。6回2死三塁から3番・滝沢が右翼線適時打を放った。

 慶大は7回に1死三塁から代打・藤元の遊ゴロの間に同点。

 しかし早大はその裏、1死一塁で8番・蛭間が左翼へ決勝2ランを放った。

 早大の先発は10月26日のドラフト会議で4球団の指名が競合し、楽天が交渉権を得た早川。3回まで打者9人で抑えるパーフェクト投球を披露し、6回まで3安打無失点の好投だった。

 直球は最速149キロ。そのまま9回まで投げ抜き、相手の先発9人全員から毎回の15三振を奪い、5安打1失点で完投勝利を挙げた。

 一方、ヤクルトから1位指名された慶大・木沢は7回4安打3失点で9奪三振。1―1の7回1死一塁で変化球が高めに浮き、蛭間に痛恨の一発を浴びた。

 勝てば優勝だった慶大だが、これで優勝は8日の2回戦に持ち越し。早大は勝つか引き分け、慶大は勝てば優勝が決まる。

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