西武、CS進出へ執念ドロー 5点差追いつき救援陣が奮闘 8日ロッテと直接対決

[ 2020年11月7日 17:58 ]

パ・リーグ   西武6―6楽天 ( 2020年11月7日    楽天生命 )

<楽・西>7回2死二、三塁、銀次を三振に打ちとりグラブタッチをかわす西武・平良(撮影・白鳥 佳樹)
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 クライマックスシリーズ(CS)進出へ負けられない西武は延長10回の末、6―6で楽天と引き分けた。

 先発・今井が先制してもらった直後の初回2死から崩れ、2/3回で3安打6失点4四球で降板。5点差と苦しい展開でのスタートとなった。

 打線は1―6の2回、9番・呉の適時打から反撃開始。4点を追う6回には8番・愛斗の犠飛、1番・金子の内野ゴロの間に1点を入れた。2点を追う7回には先頭の3番・外崎が左中間へ8号ソロで1点差。さらに1死一、三塁となってから7番・スパンジェンバーグが左前適時打を放ち試合を振り出しに戻した。

 9回には2死二塁と勝ち越しの好機で打席にスパンジェンバーグ。相手6番手・松井の直球をはじき返し打球は大きくフェンス際まで飛んだが、そのまま中堅手のグラブに収まった。延長10回も松井に抑え込まれて勝ち越すことができなかった。

 それでも救援陣が奮闘。7番手・平良が7回途中からマウンドへ上がり、1回2/3を無失点。8番手・増田は9回から2イニングを登板し、走者を出さないパーフェクトリリーフでチームを救った。

 この試合前まで58勝56敗3分けでロッテと同率2位で並んでいた西武。あす8日の直接対決を前に白星とはならなかったが、ビハインドの展開から執念を見せた。

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