楽天・渡辺直 引退試合で861日ぶり2安打!40歳ヘッスラVホーム 最後は堅守も

[ 2020年11月7日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天4-2西武 ( 2020年11月6日    楽天生命 )

<楽・西>3回2、小深田の適時打で生還する楽天・渡辺直(撮影・白鳥 佳樹)
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 打って、走って、守って、泣いて、笑って…。3回にはヘッドスライディングで生還するなどど楽天・渡辺直の持ち前の「ハッスルプレー」が凝縮された現役最後のゲーム。今季初出場で記録したマルチ安打は実に861日ぶりだ。

 DHを解除し、9回には慣れ親しんだ遊撃守備へ。大歓声を浴びると、もうこらえきれなかった。涙を拭いながら無死一、三塁では栗山のゴロをさばいて併殺を完成させ、色あせない堅守も披露した。

 セレモニーでは古巣の西武ナインも見守る前でスピーチ。「最高の球団で最高のチームメートと最高のファンと野球ができて本当に幸せでした」と感謝の言葉で締めくくった。(重光 晋太郎)

 ▼西武辻監督(引退の渡辺直について)こっち(楽天)に帰って3年間できたのは素晴らしい。縁の下の力持ちで、彼がいれば安心。チームとしては一番ありがたい選手だと思う。

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