慶大・木沢 決勝2ラン被弾に唇かむ「ただただ技術不足」、早大・早川との投げ合いに苦杯

[ 2020年11月7日 16:46 ]

東京六大学野球秋季リーグ戦   慶大1―3早大 ( 2020年11月7日    神宮 )

<早大・慶大>6回2死3塁、早大・瀧沢に先制の二塁打を打たれ、厳しい表情の慶大先発・木沢(撮影・佐久間 琴子)
Photo By スポニチ

 慶大の先発・木沢にとっては痛恨の1球だった。1―1の7回1死一塁。8番・蛭間へのスプリットが高めに抜けて甘く入った。この1球を捉えられて左翼への決勝2ランを被弾。「打たれたのは甘いボールだった。ただただ僕の技術不足。勝てなかったので、それが全て。どうしても今日(優勝を)決めたかった」と唇をかんだ。

 自身はヤクルトのドラフト1位で、楽天のドラフト1位・早川との投げ合い。5回までは一歩も引かず、互いにスコアボードに「0」を並べた。

 結局、7回を4安打3失点で黒星。早川より先にマウンドを降りる形となった右腕は「明日、やり返すチャンスがある。最後は4年間やってきたことを全部出したい」。勝てば慶大は19年秋以来の優勝。有終の美を目指すべく「元々、(連投で)2日間投げるつもりだった。早川君も僕も(8日の2回戦に)投げると思う。1点でも勝っていればいい。勝って終わりたい」と力を込めた。

続きを表示

2020年11月7日のニュース