広島・石原慶“引退試合”　歴代監督から惜別メッセージ&長女、次女の始球式で「開幕」

セ・リーグ   広島―阪神 （ 2020年11月7日    マツダスタジアム ）

＜広・神24＞　石原慶（右から2人目）は自身の似顔絵入りマスクをナインとともに着用（撮影・大森　寛明）
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　広島・石原慶幸捕手（41）の「引退セレモニー」として開催される7日の阪神戦前に、歴代監督からのメッセージがバックスクリーンに映された。

　山本浩二氏「19年間お疲れさん。その顔と打撃でよく頑張った。投手、チームからの信頼があったからこそ頑張れたのだと思う。これからはカープに恩返ししてください」

　野村謙二郎氏「本当に功労者だと思います。いなくなるのは残念ですがカープに、野球界に貢献してください」

　緒方孝市氏「何より投手陣を引っ張ってくれました。苦しい時期もありましたが、25年ぶりのリーグ優勝に3連覇。さらに、勝つ苦しさ、勝ち続ける難しさといい経験ができたと思います。これからは若い選手に指導してほしいなと思います」（全て一部抜粋）

　さらに、始球式では長女が投手、次女が打者を務め、マウンドにナインが集合して見守った。

　全体練習では、ナインが「惜別Tシャツ」を着用し、背中には、“名シーン”のイラストをプリント。ボールを見失いながら、拾おうとする演技だけで走者の進塁を阻止したプレーや、宙に浮くように飛びついてスクイズする場面が描かれ、「あなたのプレーを忘れない」との一文が添えられた。試合中も、首脳陣らは「石原マスク」を着用して臨んだ。