ロッテ・マーティン 外国人外野手でパ史上初の“優勝&最多捕殺&20発”なるか

[ 2020年10月13日 05:45 ]

ロッテのマーティン
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 【Weekly Data展望】強肩強打でチームをけん引している。来日2年目のマーティン(ロ)は今季全試合に先発出場。外野手としての肩の強さは定評があり、昨年は52試合の出場ながら送球で走者を刺した補殺がリーグ7位タイの5度。今季はリーグ単独最多の8度あり、直接送球のよる補殺も最多の5度とレーザービームを披露している。打撃ではリーグ4位タイ、チーム最多の24本塁打をマーク。過去に外国人で外野手リーグ最多補殺を記録し、なおかつ20本塁打以上を放ったのは16年バレンティン(ヤ)まで8人(10度)いる。ロッテでは東京時代の68年ロペスの12補殺、23本塁打があるだけ。マーティンがチーム52年ぶり2人目になる可能性が高い。

 もっとも68年の東京は優勝した阪急に13ゲーム差の3位。一方、今季のロッテは首位ソフトバンクに2ゲーム差の2位と優勝争いを繰り広げている。これまで外国人でチーム優勝年にシーズン最多補殺、20本塁打以上の外野手は79年ライトル(広)しかいない。マーティンが史上2人目、パ・リーグでは初のケースになるか注目だ。さらにロッテの外国人でシーズン全試合に出場すれば、68年アルトマン、89年ディアズに次ぎ3人目。皆勤のマーティンがロッテ逆転Vの鍵を握る。(記録課・宮入 徹)

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