オリックス・山本8回1失点も4敗目 チームは今季11度目零敗

[ 2020年10月13日 22:30 ]

パ・リーグ   オリックス0―2ソフトバンク ( 2020年10月13日    京セラD )

<オ・ソ>8回1死一、二塁、中村晃を二直併殺に仕留めて雄叫びを上げる山本(撮影・北條 貴史)
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 オリックスは、先発の山本が3回に4試合ぶりの失点を喫し、連続イニング無失点記録は31回で止まった。64年の米田哲也(37回1/3)の球団記録更新は逃しても、その後は無失点で8回を自己最多124球を投げ5安打1失点と力投したが、今季4敗目を喫した。

 山本は「ボール先行だったり、走者を出したり。三者凡退のイニングが少なく、テンポが、いまひとつで流れを持って来られる投球にならなかった」。防御率、奪三振数はいずれもリーグトップで、自身初の2桁勝利も懸かる。「残り3試合あるので、1試合1試合ベストのパフォーマンスを出せるように1週間を過ごしていきたい」と次戦を見据えた。

 打線はソフトバンク投手陣の前に散発4安打に封じられ、今季11度目の零敗。中嶋監督代行は「やっぱり始めからいかないと。(先発・笠谷に対しては)どの球を仕留めるか。やられたボールはチェンジアップになるかもしれないが、割合でいったら真っすぐの方が多いわけですし」と説明。援護できなかった山本については、「どうしても、このチーム(ソフトバンク)とやる時は球数がかかってしまうので、苦しくなってしまいますけど、だからこそ先に点を取って楽にする展開をつくらないといけなかった。申し訳ないと思います」と悔やんだ。

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2020年10月13日のニュース