ロッテ 井上が号泣サヨナラ打!劇的勝利で首位ソフトBと2差キープ

[ 2020年10月13日 21:26 ]

パ・リーグ   ロッテ4ー3楽天 ( 2020年10月13日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>9回1死一塁から右中間を破るサヨナラ打を放ち、号泣する井上(撮影・長久保豊)
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 2位・ロッテは9回に井上のサヨナラ打で楽天に4-3で勝利し、連敗を2で止めた。首位のソフトバンクがオリックスに勝利し、ゲーム差は変わらず2差のままとなった。

 ロッテ打線は初回、楽天の先発・則本昂にいきなり3者連続三振。2回は5番・中村奨が中前打を放つも後続が続かない。3点ビハインドの5回、先頭の中村奨が左二塁打を放ち、チャンスメークも後が続かず無得点。6回には西巻、藤原の連打で1死二、三塁の好機をつくり、内野ゴロでようやく1点を返した。2点差を追う7回、中村奨が24試合ぶりの8号ソロを放って1点差に迫ると、8回には代打・加藤が2番手・牧田から二塁打を放ち、2死三塁から相手バッテリーのミスで同点に。そして9回、3番手のブセニッツを相手に1死から福田秀が安打で出塁すると、続く井上の右中間を破る一打で一塁走者の福田秀が俊足を飛ばして一気に生還し、サヨナラとなった。井上はサヨナラ勝ちが決まると感極まり号泣した。

 先発の石川は初回1死から鈴木大に先制本塁打を浴びると、2回には連打から2失点を喫して主導権を握られた。その後は毎回走者を出す苦しい投球が続いたが、粘りの投球で無失点に抑え、7回3失点で救援陣に後を託した。2番手・チェン、3番手・益田が無失点に抑えてサヨナラを呼び込んだ。

 楽天は先発の則本昂が初回に3者連続三振を奪って勢いに乗り、2回も2三振を奪い楽天打線を圧倒。6回、7回と1失点したが7回7奪三振2失点で先発の役割を果たした。しかし、2番手の牧田が同点を許し、3番手・ブセニッツがサヨナラ打を浴びた。

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