早大の2メートル左腕・今西 今季初先発で3回0封 DeNA・吉見スカウト「プロで大化けする可能性」

[ 2020年10月13日 05:30 ]

東京六大学 第4週最終日   早大8―0東大 ( 2020年10月12日    神宮 )

<早大・東大>大きく振りかぶる早大先発の今西(撮影・河野 光希)
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 早大の今西は東京六大学野球秋季リーグの東大戦に今季初先発。ブルペンデーの中で3回を1安打無失点と好投し、4勝2分けのポイント5で単独首位に立つ勝利に貢献した。

 最速は140キロながら、大きく落ちるカーブが光った。3回に代打を送られたが、7月に痛めた左肘の回復具合を視察した8球団のスカウトに回復ぶりをアピール。「左肘は万全の状態。今は早稲田のユニホームを着て神宮で投げられることがうれしいです」と喜びをかみしめた。

 1メートル88の同じ長身左腕で現役時代に通算44勝を挙げたDeNAの吉見祐治スカウトは「低めの真っすぐは角度があり凄くいい。腕が長いので打者はタイミングが取りづらい。プロで大化けする可能性がある」と評した。

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