秋季高校野球近畿大会の組み合わせが決定 70年ぶり出場の長田は初戦で大阪桐蔭と激突

[ 2020年10月13日 17:14 ]

 17日に京都市のわかさスタジアム京都で開幕する秋季高校野球近畿大会の組み合わせ抽選が13日、各校の部長、監督ら代表者1名が参加して大阪市内で行われ、70年ぶりに出場する長田(兵庫3位)は24日の1回戦で大阪桐蔭(大阪1位)との対戦が決まった。今大会は無観客で行われ、スタンドでの応援も控え部員のみに限られる。

 長田の永井伸哉監督はいきなりの“絶対王者”との対決に「一番強いところと一番力のないところの対戦になった」としつつ「基本のところをしっかりやるしかない。アウトにできる打球をきっちりアウトにして、甘い球をしっかり捉えていきたい」と胸を借りながら勝機を見いだすつもりだ。部員は2年生13人、1年生10人で、ボールボーイ3人を供出すればスタンドで応援する部員はいなくなる。それでも「選手たちは70年ぶりという実感がないと思うが、近畿大会出場が決まってから、たくさん激励される。あと10日間ぐらいでしっかり準備したい」と話した。

 1回戦の組み合わせは以下の通り。

【17日(土)】
滋賀学園(滋賀1位)―智弁学園(奈良2位)
龍谷大平安(京都1位)―山田(大阪3位)
市和歌山(和歌山1位)―東播磨(兵庫2位)
【18日(日)】
東海大大阪仰星(大阪2位)―智弁和歌山(和歌山3位)
和歌山東(和歌山2位)―京都国際(京都3位)
神戸国際大付(兵庫1位)―近江(滋賀2位)
【24日(土)】
大阪桐蔭(大阪1位)―長田(兵庫3位)
天理(奈良1位)―乙訓(京都2位)

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2020年10月13日のニュース