レイズ続投で先勝 筒香出番なしも次戦右投手でスタメン期待

[ 2020年10月13日 02:30 ]

ア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦   レイズ2-1アストロズ ( 2020年10月11日    サンディエゴ )

勝利を喜ぶレイズの選手たち(AP)
Photo By AP

 大リーグは11日(日本時間12日)、ア・リーグのリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が開幕し、レイズがアストロズに競り勝って白星発進。5投手の継投で1点差を守った。ポストシーズン(PS)3試合連続で出番がなかった筒香嘉智外野手(28)は右投手の先発が続く12日(同13日午前8時7分開始)の第2戦以降は出場の可能性がある。

 ハイライトは1点リードの8回だった。1死満塁。絶体絶命のピンチで登板した右腕カスティーヨがグリエルを内角シンカーで二ゴロ併殺に仕留めた。わずか1球の好救援に、ドミニカ共和国出身の26歳は「チームがこのチャンスを与えてくれた。うまくいって本当によかった」と胸をなで下ろした。

 先発左腕スネルが初回に先制された後は踏ん張り、打線は4回に絶好調の25歳アロザレーナがPS4本目の同点ソロを放つなど5回までに逆転。ケビン・キャッシュ監督が「このチームの投手陣にはいい選手がそろっている」と話す通り、後半は小刻みな継投で1点差を守り切った。

 コロナ禍の特別日程で休養日なしの7連戦。チームはベンチ入り投手を13人から14人に増やし、野手を1人減らす決断を下したが、筒香はメンバーに生き残った。この日を含めて3試合連続で出番はなかったが、第2戦から相手先発はマクラーズ、グリンキー、ウルキーディと右投手が続くと予想され、筒香がスタメン出場する可能性はある。(奥田秀樹通信員)

続きを表示

この記事のフォト

2020年10月13日のニュース