中日 6回終了時リードなら30連勝!“勝利の方程式”福、祖父江、R・マルティネス快投でけん引

[ 2020年10月13日 22:27 ]

セ・リーグ   中日4―2阪神 ( 2020年10月13日    ナゴヤD )

<中・神>2番手で力投する福(撮影・椎名 航)
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 上位浮上の立役者は「鉄腕トリオ」だ。中日は3連勝で開幕直後の6月22日以来となる貯金生活に突入。2位・阪神に0・5ゲーム差に迫った。

 この日も7回から福、祖父江、R・マルティネスの勝利の方程式がそれぞれ1イニングを無失点。6回終了時にリードしていた試合は30連勝まで伸びた。

 2点リードの7回にマウンドに上がった福は、ボーア、坂本、植田を3者連続三振の快投。

 8回に登板した祖父江は2死一、三塁のピンチで一発を放っていた大山を迎えたが、いつも以上に眼光鋭く、相手4番をにらみつけ、最後は直球で空振り三振。無失点で切り抜け、リーグトップの25ホールドとなった。

 9回は守護神のR・マルティネスが三者凡退でゲームセット。19セーブはリーグトップの阪神・スアレスに1差に迫り「最多セーブになったら嬉しいが、まずは最優先はチームの勝利」と気を引き締めた。

 30連勝に福が「その数字に貢献できていることは嬉しいこと」と喜べば、祖父江も「チームの結果なので、それに貢献できるように頑張ります」と決意。助っ人守護神も「先発も中継ぎも、ものすごく投手の集中力がいいので、それが勝利につながっているんじゃないかと思います」と投手陣の力であると強調。

 与田監督は鉄壁リレーの鉄腕トリオに「本当によく頑張ってくれています」と最大級の賛辞を送った。 

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