広島・九里、菅野に投げ勝った!8回1失点で6勝目「先に点をやらないように…何とか勝てて良かった」

[ 2020年10月13日 21:36 ]

セ・リーグ   広島4―3巨人 ( 2020年10月13日    東京D )

<巨・広>8回1失点の好投を見せ、ベンチを指さす九里(撮影・久冨木 修)
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 広島の九里亜蓮投手(29)が前回対戦時に4回9安打6失点KOされた巨人打線を相手に8回6安打1失点と好投。今季6勝目(5敗)をマークした。

 勝てばセ・リーグ新記録となる開幕14連勝を懸けて先発した巨人エース菅野から味方打線が4回までに4得点。九里の後を受けた守護神フランスアが9回に先頭・丸、ウィーラーと2者連続アーチを被弾して1点差に迫られたが、そこから3者連続三振に仕留めて九里の白星を守り切った。

 「相手のピッチャーが菅野さんで、すごいいいピッチャーですし、何とか投げ負けないように、それだけを思ってマウンドで投げてました」という九里。「本当に挑戦者のつもりで、一人ひとりのバッターとしっかり勝負する中で先に点をやらないように、もうそれだけです」とし、菅野の記録を止めたということについては「あんまり記録のところは意識していなかったので。何とか勝てて良かったです」と冷静に振り返った。

 6回には1死から4連打されて1失点。だが、なおも続いた1死満塁からウィーラーを外角直球で見逃し三振に仕留め、続く大城も1球で中飛に打ち取ってそれ以上の失点を許さなかった。「もう点をやらないっていうよりは最少失点で切り抜ける、それだけを思って投げてました」といい、今後へ向けては「1戦1戦勝っていくしかないと思うので、頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。本日はありがとうございました!」とファンへ向かって何度も丁寧に頭を下げていた。

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2020年10月13日のニュース