巨人・阪神の“恋人”近大・佐藤 二岡先輩に並んだリーグ記録の13号 西武・渡辺GM「トップクラス」

[ 2020年10月13日 05:30 ]

関西学生野球・第5節2回戦   近大4―5立命大 ( 2020年10月12日    ほっと神戸 )

<立命大・近大>3回無死一塁、右越え2ランを放つ近大・佐藤 (撮影・亀井 直樹)
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 関西学生野球の近大で巨人、阪神などが今秋ドラフトの1位候補に挙げる佐藤輝明内野手(21)が立命大戦の3回に二岡智宏(現巨人3軍監督)の持つリーグ記録(82年の新リーグ創設以降)に並ぶ通算13本塁打。「記録はあまり気にしていない。1本出たことは良かった」と淡々と振り返った。

 138キロ内角直球を完璧に捉え、右翼席に運んだ。母校の先輩に並ぶ節目の一発。だがチームはサヨナラ負けを喫し「仕事ができなかったというのが今日の感想。1本出たけど、良かったのはそこだけ」と反省も忘れなかった。

 客席には両親と母方の祖父母の姿があった。佐藤の力の源は家族の存在だ。普段は寮生活だが母の作るハンバーグが好物。6月22日の誕生日に母に料理のレシピ本をプレゼントするなど家族思いだ。

 前日の11球団に続き、この日も4球団が視察。西武・渡辺久信GMは「(本塁打は)凄かった。どこもトップクラス(の評価)じゃない?」と評価した。

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2020年10月13日のニュース